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広告デザインのポイント

| チラシ作成

最近は、自分でチラシなどのデザインを作成すると、インターネットの注文で印刷代が格安でできるサービスがたくさんありますね。名刺・パンフレット・ノベルティなども簡単に作ることができます。
弊社でもチラシや名刺は自社でデータを作成して、印刷だけ外部サービスを利用しています。

私はチラシ作成も担当していますが、チラシのデザインは簡単そうで難しいです。チラシデザインの理想の条件は、
①目立つ ②見やすい ③お客様の心に響く内容 ④印象が良い ⑤必要な情報が全て記載されている などです。

④は人それぞれの感性によるセンスの問題ですが、狙ったターゲット層の印象を意識する必要があります。
子供向けならかわいらしく、法人向けなら誠実になどですね。

私は②は得意で⑤は営業の方に聞きながらなんとかなったのですが①が苦手で「インパクトが薄い」とよく言われていました。
私事でいうと、自分自身目立つのや人に見られるのが苦手なので、デザインにはそういう性格も影響するのかもしれません。
こちらが入社して初めて作成したチラシです。

今思うと初代のホームページデザインとちょっと通じるものがあります。

そして一番テクニックが必要になるのが③です。

私はこの仕事に就く前に設備ショールームで働いていました。その時に学んだのが、「お客様の共感を得るためにはまず質問から入る」ということです。
これが欲しい!と思ってもらうために、今困っていることを引き出してそれを解決することができるという流れで説明をすると良いので、売りたい商品が何を解決するものなのか考えて、その解決できることについて、こんなことでお困りではないですか?と最初に質問をします。
NOといわれたらそのお客様には必要がないということになりますので、別の内容で聞いてみるか、おすすめする商品自体を変えた方が良いです。
YESといわれたらチャンスで、その商品でどう解決できるのかを説明をしていきます。そうすると、いきなり商品の説明をするよりも、お客様は興味を持って聞いてくれます。

また、マーケティングについて書かれた書籍を読んでなるほどと思ったのが、人は自分事と思わなければ印象に残らないということです。
だからターゲットをきちんと絞って、そのターゲットに向けた内容にすることが重要なのだそうです。
たくさんの人に見てもらいたくて、つい広い層を想定してしまいがちですが、それではお客様の心に響く内容にするのは難しいようです。

以上のことを踏まえながら試行錯誤しているうちに、だんだんと良いデザインができるようになってきました。

しかし奥が深いので、元のセンスを磨くことも必要で、まだまだ勉強が必要だなと感じています。

パッと見たときに興味を持ってもらうためには、わかりやすい見出しや、画像を使うことが効果的だと思います。
チラシの全体を見てもらえるかどうかは第一印象の一瞬が勝負です。

画像はインターネットで商用利用OKなものを探して使わせてもらっています。
フリーの画像を使う際には、商用利用(営利目的での利用)不可の場合や商用利用はOKでも再配布(その画像を使ったものを第三者に譲渡する)ことは禁止されている場合があるので、使う前に利用規約をよく確認するなど注意が必要です。