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社内業務システムの考え方

| システム開発

社内業務システムを作るとき、まず何から考えたら良いのでしょうか。

私は、業務内容で必要とされているデータを整理することから考えています。
例えば見積りであれば、作成日、作成者、提出先、件名、内容、金額などです。そしてシステムを動かすうえで必要となるデータとして、管理Noや承認済みか否かといったデータも必要になります。
これらをもとに、Excelで表を作るような感覚でデータベースを作成します。

このデータベースをプログラムで制御して、必要なデータを取り出したり並べ替えたりして表示させることでシステムとして機能します。
Excelの表をバックグラウンドに置いて、必要な情報だけを見せているイメージです。

データベースさえあれば、登録されたデータをどの様に使うかは自由自在なので、もっと別な表示をしたい、並び方や検索方法を変えたい、統計を出したいなど、使いながら必要だと思う機能を追加していくことができます。

始めから多機能のシステムを導入すると、使い方を覚えるので精一杯で便利さが後回しになってしまいがちです。そうするとどうしても、難しい・使いづらいという苦手意識ができてしまいます。
まずは最低限の機能から使ってみることで、便利さを実感して、それからもっと便利にしたい!という要望に合わせて成長するシステムが理想じゃないかなと思います。