【コラム】 サイトデザインの話リキッドデザインの話floatとcreaの話ソースの書き方の話

ソースの書き方の話

HTMLやCSSのを書くときに、気をつけていることはありますか?

HTMLやCSSは、タグや値の記述さえ間違えなければ、スペースや改行は自由に入れられます。
更には、WEBページに影響しない、「コメント」を入れることもできます。
これらをどう使うかで、今後のWEBページの編集のしやすさが変わってくるのです。

私のこだわりとしては、「とにかく見やすく書く!」ことです。

通常はタグごとに改行しますが、それでも横に長くなってしまうときは、横スクロールが面倒なので適当なところで改行します。
そして表示に関係ないないスペースはできるだけ使いません。
下手にスペースを入れると、WEBページに予測しないスペースができてしまうことがある為と、
テキストの頭がそろってないと見づらい気がするからです。

ただし、リストタグの入れ子等複雑なタグになるときはこの限りではありませんし、 親要素が分かりやすいようにインデントを取る方が見やすいと思う方もいらっしゃいますので、一概には言えません。

ただ確かなのは、改行もスペースも何かの法則を持って使用するべきということだと思います。
不規則に改行したりスペースをとったりしてしまうと、自分でも何がなんだか分からないソースになってしまいますよね。

まずは自分なりに、ソースの書き方に規則性を作ってみることをお勧めします。

また、CSSにはコメントが便利です。

CSSファイルでは、/* */ の中に書かれた文字は、CSSに影響しない「コメント」として扱われます。

CSSは基本的にWEBサイトの全てのページの指定を1ファイルに記述するので、 サイトの規模が大きくなると、ひとつひとつの指定が何の為のものなのか分からなくなることがあります。
私もよく修正して不要になったはずの指定がそのままになっていたり、 どのページに使っている指定なのか分からなくなってしまうことが多々あります。

こういったことを少しでも緩和する為に、コメントを使って、分からなくなりそうなCSSの横に説明を加えたり、 CSSを分類分けして記述し、見出しをつけたりします。
これで長文のCSSコードもかなり見やすくなって、修正するときに該当の指定をすぐに探し出すことができます。

後にWEBページの編集をすることを意識して、ちょっとした工夫をしておくと、ミス防止や効率アップに繋がります。